- 日々のこと
お直し依頼 20年愛用メンズシャツ
- 2020/05/23
昨日は柴田郡船岡から男性のお客様がご来店。
お直しのシャツのご依頼をいただきました。
お直しをするのは、袖口のところなんです。
どうしても擦り切れがでてしまうので、それをメンテナンスしてほしいというご依頼。
袖口は、ここです。4着とも、袖口のお直しなんです。
遠目にみると分からないのですが・・・
どれも20年以上愛用されているということで・・・
よーーーーく、よーーーく見てみると、擦り切れがあるんです。
いつも色々頼んでくださるYさんの袖口の特徴としては、カフス上にも擦り切れが生じるケースが多い点でしょうか。
あとは、カフスの下のところと・・・カフスの丸みのところと・・・。
それにしても、いつもYさんが持ってきてくれるお洋服を見て思うんです。
なんと愛されている服たちなんでしょう。
こんなに愛される服が他にあるのでしょうか。
「いろんな人に捨てて、新しいの買いなよって言われるけれど、これを直してもらえたら僕は嬉しいんです。
直す費用はいくらでもいいんです。この前直してもらえたシャツ達が本当に嬉しかったから、また持ってきました。」
そんなYさんのお話をきいて・・・、お直しする私達も、愛情を注いで丁寧に補修をしたいと思うのです。
そして、カフスを外しながら、いろんなメンズシャツのカフスの縫製を学ぶのです。
Yさん、今回もお直しオーダーありがとうございます。
丁寧に作業させていただきます。
≪参考価格≫ カフス擦り切れ補修 ¥3,500~