工房は、昨日が仕事納めでした。
午後は3名様のウールワンピースのご相談。
リピーターの皆様に囲まれて、とても楽しい打ち合わせの時間でした。

少し前に、イタリアの上質なウールを仕入れることができました。
上の写真は、ハリスツィード。
お客様達は、このハリスツイードを、タイトスカートにオーダー。
他にも色々なオーダーを頂いたのですが、
軽やかな色合いのツイード達は、レトロワンピースのオーダーを。
シックなワインカラーの上品なウールは、ロングスカートのオーダーを。
上質なウール達の表情の優しさに、すぐに「ピン！」と反応してくださる
お客様達に囲まれて・・・・
私はますます
お仕立て屋さんの役目が何であるかを
ひしひしと実感するのです。
ウールは、季節感があるからこそ、
着る人も、見る人も、楽しませる素材。
季節そのものを、服で表現し、
皆さんに楽しんでいただけるよう、2019年は更に技術を磨きたい。
来年度の確かな目標がしっかり胸に刻まれた時間となりました。
振り返れば、2018年いろいろなお仕立てを皆さんからご依頼いただき
たくさん縫うことができたことを、とても幸せだと思っています。

やっぱり、今年一番の思い出は、10月末に開催した
「Atta秋冬コレクション受注会」のことです。
自分のつくりたいものを一生懸命、カタチにした事前準備の2か月。
そのあと、オーダーいただいてから、約60着のお仕立てを頑張ったこと。

新しいお客様にもたくさん出会うことができました。
そして、そのつながりが広がっていることも体験させていただきました。
皆様、本当に、小さな工房を応援してくださったり、
Attaのお洋服を楽しみに待っていてくださって、ありがとうございます。

玄関前に置いている、ハンドルミシンは今年からのお気に入り看板でした。
来年も、この小さなハンドルミシンを看板としながら、
この工房でお仕立てを頑張りたいと思っています♪
お客様に応援され、縫製仲間にも応援してもらい、
生地メーカーさんにも支えられ、
アパレルの大先輩方にもたくさんの応援をしていただいた2018年。
子育てサロンに集うお母さん達や、こども達からも、いっぱい元気や勇気をもらった2018年。
本当に愛しい仕事の日々でした。
関係者のみなさんも、本当にお世話になりありがとうございました♪♪
年明けは、2019年1月7日からの営業となっております。
『シンプルだけれど、素材を活かした着心地の良いお洋服』を目指して
みなさまのお役に立てるよう益々仕事に奮起したいと思っていますので
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。